3月3日に開催されたエールディビジの第25節で、上田綺世が所属する2位のフェイエノールトが、10ポイント差で首位を独走するPSVと敵地で対戦した。この大一番で上田はベンチスタートとなった。
そのフェイエノールトは開始早々に失点を喫する。4分、中央からティルマンに突破される、ネットを揺らされた。
18分には、ヒメネスが自ら仕掛けてシュートを狙うものの、相手GKベニテスの好セーブに阻まれる。
それでも22分、敵DFボスカーリからボールを奪ったミンテがGKとの1対1を制して、同点に追いつく。互いに好機を活かし、1ー1で前半を終える。
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逆転弾を狙うフェイエノールトは53分、右サイドからヘールトライダがミドルシュートもベニテスがセーブ。こぼれ球にヒメネスが詰めたが、これも敵守護神に阻まれる。
迎えた61分、右サイド深くへ抜け出したヘールトライダの折り返しにヒメネスがワンタッチで合わせてネットを揺らし、試合をひっくり返す。
しかし71分、ルーク・デ・ヨングの浮き球にダイレクトボレー合わせたティルにゴールを許し、再び同点とされる。
その後はチャンスを作れないまま、2ー2のドローで終了。今季無敗のPSVとの差を詰められなかった。なお、上田の出番は最後まで訪れなかった。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部