ヤングなでしこは大丈夫!? U-20女子アジア杯開幕戦は豪雪でピッチ中央だけ真っ白→選手たちが四苦八苦!韓中メディアは「大雪の血みどろ決戦」「サイドしか使えないぞ」

現地3月3日、ウズベキスタンのタシケントで「U-20女子アジアカップ」が開幕した。

夏にコロンビアで開催されるU-20女子ワールドカップの予選を兼ねた大会には8チームがエントリー。日本はB組に入り、中国、北朝鮮、ベトナムと対戦する。一方のA組は韓国、オーストラリア、ウズベキスタン、台湾が同居し、両組の上位2チームが準決勝に進出。その4チームにU-20女子ワールドカップの出場権が与えられる。

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開幕戦では韓国とオーストラリアが激突し、後者が2-1の逆転で初戦をモノにした。大変だったのが折からの豪雪だ。現地13時キックオフ時点で気温は0.5度で、突然襲った大雪に除雪が間に合わなかったのか、ピッチの中央部分だけが真っ白の状態で、両サイドの芝だけが顔を出すという異様な光景に。なかなかボールが前に進まず選手たちは四苦八苦した。

韓国メディア『OSEN』は「驚きの大雪に泣いた。まさに血みどろの決戦となり、韓国は先制したものの後半にオーストラリアのパワーに屈し、70分、90分と失点して大事な初戦を落とした」と報道。翌日に試合を控える中国のメディア『捜狐体育』も「明日は雪は大丈夫だろうか? これではサイドでしかプレーできないぞ!」と記し、雪まみれのピッチの画像を掲載した。

ただ、3時間後に別会場で開催された第2試合のウズベキスタンvs台湾戦(台湾が2-0で勝利)では雪はやみ、全面綺麗な芝生がみえていた。開幕戦の場合はかなり突発的な降雪だったと推測できる。

ヤングなでしこことU-20日本女子代表の初戦は、現地4日16時(日本時間20時)キックオフのベトナム戦だ。当日の天気予報は晴れで雪は問題なさそうだが、最高気温8度、最低気温-2度と厳しい寒さが予想される。快勝スタートを飾って、大会4連覇に向けて弾みをつけたいところだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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