「3つか4つ先を読んでボールを刈り取る」遠藤航の“恩師”が「引けを取らない」と称えた21歳の日本人MFは?

リバプールの遠藤航は、シーズン序盤こそプレミアリーグの水に慣れるまで時間を要したものの、昨年12月からアンカーのポジションをがっちりキープ。リーグカップのタイトル獲得にも貢献し、いまやチームに不可欠な存在となっている。

その遠藤の持ち味と言えば、デュエルの強さやボール回収能力だが、湘南ベルマーレ時代に指導をした曺貴裁監督は、現在率いている京都サンガF.C.に同様の能力を持つ選手がいると明かす。22歳のMF川﨑颯太だ。

NHKの「サッカーの園」の取材で、「非常に面白い選手。ポテンシャルはある」と称えている。

「リバプールで活躍している遠藤は人が考えている3つか4つ先を読んでボールを刈り取るタイプ。(川﨑も)全然引けを取らない」

指揮官は「思考力はある。2人とも。相手が隙を見せた時にそのまま刈り取る力は非常に高いし、状況を読めている」と賛辞を続けた。

【動画】遠藤航の恩師が称賛した21歳MFの圧巻プレー
昨季にその指揮官から、21歳にしてキャプテンを託されたホープは、日本代表に選出されるなど、評価を高めている。パリ五輪での活躍も期待されるなか、遠藤のように世界に羽ばたけるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

© 日本スポーツ企画出版社