日本サッカー協会（JFA）の女子サッカー普及イベント「JFAファミリーサッカーフェスティバル ファーストタッチ プレミアム」が3日、宇都宮市の県グリーンスタジアムで開かれ、約110組の親子がボールを使ったゲームなどで競技の魅力に触れた。
イベントはウォルト・ディズニー・ジャパン社との共催で県内初開催。小学1～3年生の初心者や未経験者向けにサッカーの楽しさを知ってもらおうと、本年度は全国15カ所を巡回している。
この日は元日本代表で2011年女子W杯ドイツ大会優勝メンバーの澤穂希（さわほまれ）さんと宮間（みやま）あやさんも参加。シュートやミニゲームに挑戦する親子に声をかけたり、一緒にボールを追いかけたりした。
宇都宮大付属小1年小松瑛茉（こまつえま）さん（7）は「一緒にボールを蹴って楽しかった。またサッカーをやってみたい」と声を弾ませていた。
澤さんは「何かを始めるときには勇気が必要。一歩踏み出せば楽しい世界が広がることを知ってくれたらうれしい」。宮間さんは「とても明るい雰囲気で、自分たちの方がパワーをもらった」と話した。
