北陸新幹線福井開業を記念した切手発売、車両や駅舎デザイン 越美北線も販売スタート

北陸新幹線金沢―敦賀間開業を記念したフレーム切手の見本
JR越美北線のフレーム切手の見本

 日本郵便北陸支社は3月1日、北陸新幹線金沢―敦賀間開業を記念したフレーム切手の販売を始めた。限定5300シートで、1シートは84円切手10枚つづり。県内の207郵便局のほか、石川県加賀地方の164局で取り扱う。価格は2千円。

 金沢―敦賀間に新たにできる六つの駅舎の画像や、県道と橋脚を共有する九頭竜川橋(福井市)を走行する車両の写真などがデザインされている。A3サイズのオリジナル台紙とセットになっている。

⇒新九頭竜橋ついに開通、真横に北陸新幹線の線路

 販売開始に合わせ贈呈式が1日、同市の新幹線福井駅改札前であった。同支社の加納聡支社長が「福井県の魅力を発信する一助になれば」と述べ、鉄道建設・運輸施設整備支援機構の綿貫正明北陸新幹線建設局長、JR西日本の堀井宏通福井駅長、台紙などの一部写真を提供したアマチュア写真家の北村信治さん(68)=金沢市=にシートを手渡した。

 同支社は同日、JR越美北線のフレーム切手の販売もスタート。SLを含む歴代の走行車両の写真を用いた。1シートは84円切手5枚つづり、限定800シートで千円。福井、あわら、坂井、勝山、大野各市と永平寺町の114郵便局で取り扱っている。

⇒JR越美北線のフレーム切手の見本

 2種類とも日本郵便のネットショップでは、5日から販売する。問い合わせは同支社=電話076(220)3253。

© 株式会社福井新聞社