〈鹿児島マラソン〉あご肉、加治木まんじゅうに太鼓や吹奏楽…折り返し地点、地元・姶良の味と応援でパワー注入

折り返し地点付近で、あご肉など“姶良の味”を堪能するランナーら=3日、姶良市脇元

 3日に鹿児島市を発着点に開催された鹿児島マラソン2024では、住民らが5年ぶりに制限のない声援や食の提供によってランナーをもてなした。

 姶良市脇元の折り返し地点近くに設けられた市観光協会の給食、給水所には、ランナーが次々と立ち寄り、“姶良の味”を堪能した。地元飲食店などがあご肉30キロや加治木まんじゅう、プリン、おにぎりを提供、「また姶良に来て」とPRした。

 近くでは小中学生が吹奏楽や太鼓演奏で応援。蒲生高校生のボランティアも黒酢ドリンクを作って手渡すなどした。奈良市から毎回参加する会社員長嶺浩人さん(55)は「おいしいあご肉を食べて元気が出た。完走後の焼酎が楽しみ」と話し、さっそうとコースに戻り走り出した。

〈別カット〉姶良市の折り返し地点付近で、加治木まんじゅうのおもてなしを受けるランナーら=3日、姶良市脇元
鹿児島湾沿いを走る参加ランナー=3日、姶良市脇元

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