船×自転車で大村湾を満喫! 新たな旅「サイクルージング」 16日から開始 長崎

利用客は自転車と共に船に乗り込める=時津港

 安田産業汽船(長崎県長崎市)と県観光連盟は3月16日から共同で、観光事業「ながさき大村湾サイクルージング」を始める。大村湾の新たな旅としてクルージングと、電動自転車の貸し出しによるサイクリングをセットに売り出す。
 時津港沿いの時津ヤスダオーシャンホテル(西彼時津町浦郷)を発着点に「琴海」「大村」「長与」「時津」の4コースを設定した。小型高速船(19トン、定員40人)が1日3便運航し、時津、琴海、長崎空港、大村、長与の順に寄港。利用客は自転車と共に乗り込み、下船してサイクリングを楽しんだ後、再び乗船できる。
 いずれのコースも所要時間は乗船時間を除き約3時間を想定。料金5000円(乗船がない時津コースは3000円)、自転車持ち込みの場合は3000円。食事や、オプションの果物狩りなどの体験事業は実費となる。
 3~5月、9~11月の土日を中心に今年は計30日催行する。現在予約を受け付けており、3月限定で半額キャンペーンも実施。安田舟平社長は「自社としても初の試み。皆さんと連携して地域が盛り上がるきっかけにしたい」と話す。
 問い合わせは観光販売システムズ(電050.3775.4727)。

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