ブギウギ第108回・スズ子、日本に愛子を残してアメリカへ

「ブギの女王」と呼ばれるスター歌手となったヒロインが、戦後の日本をブギのリズムで明るく照らす姿を描く連続テレビ小説『ブギウギ』(NHK朝ドラ)。第108回(3月5日放送)では、アメリカ公演のため渡米するスズ子が、公演中離れることを嫌がる娘の愛子と向き合う。

アメリカへ渡る自身のお見送りショーを開くスズ子(趣里)(C)NHK

ヒロイン・スズ子(趣里)は、持ち掛けられていたアメリカ公演の話を受けることに決める。しかし公演期間が4カ月にわたるため、まだ幼い娘の愛子(小野美音)を連れて渡米するわけにはいかず、愛子は置いていかれることにすねてしまう。

スズ子の旅立ちの直前に開催された「お見送りショー」に会場は大盛りあがりとなるが、客席で家政婦の大野(木野花)と一緒に観ていた愛子は相変わらずの様子でいた。そして出発の日、泣き叫ぶ愛子を残し、スズ子は胸が引き裂かれる思いで家を後にして・・・。

本作は、『東京ブギウギ』など数々の名曲で一世を風靡した歌手・笠置シヅ子さんをモデルに、歌や踊りを心から愛するヒロインが昭和を代表するスターとなり、激動の時代を生き抜いていく物語。

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