“人工光でレタス栽培の工場”で火事 「栽培用LEDライトから火花が」と通報 消火活動続く=静岡・袋井市

3月4日昼前、静岡県袋井市にある人工光でレタスを栽培する工場で火事がありました。

火事があったのは袋井市堀越で、4日午前11時35分頃、「工場内のレタスの栽培用LEDライトから火花が」と従業員から消防に通報がありました。

警察や消防によりますと、従業員は全員避難を終えていて、けが人はいないということです。

この工場は、独自開発の植物工場専用LED照明を活用して、世界最大規模となる1日10トンのレタスの生産が見込める「完全人工光型の自動化植物工場」で、2024年8月頃のフル稼働を目指し、1月からレタスの生産・出荷を開始しています。

警察によりますと、このレタスの生産に使われるLED照明に関連する電気系統から火が出たとみられるということです。

消防によりますと、火は工場の外には燃え広がっていないということですが、4日午後1時半現在も延焼中で、消防による消火活動が続いています。

© 静岡放送株式会社