「クボがあまりに個人主義的だと非難する声がある」久保建英への批判に地元紙が苦言!「この天才は1試合に3つ以上の願いを叶えてくれる」「だから誰もがパスを出す」

レアル・ソシエダの久保建英が昨シーズンに続いて攻撃の中心としてプレーし、リバプール、マンチェスター・ユナイテッド、アーセナル、ニューカッスル、そして古巣のレアル・マドリーといったビッグクラブが注目する存在となっている。

ここまで7ゴールをマーク。大ブレイクをした昨シーズンに続いて躍動を続けている。ただ、ソシエダは公式戦ここ9試合で1勝4分け4敗と絶不調。主軸だけに批判的な声も上っているようだ。

地元紙『Noticias de Gipuzkoa』は「最近、彼があまりにも個人主義的であると非難する矛盾がかなり多く現れている」と綴ってうえで、そうした声にこう疑問を呈している。

「才能には疑惑がつきものだ。多くの人がラ・レアルのレベルに達していないと非難していた(アンデル・)バレネツィアに訊いてみてほしい。今では、彼が復帰しなければ、我々はパリ・サンジェルマンに対して何もすることがないと弁護している」

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同紙は「彼(久保)が決して臆せず、たとえうまくいかなくても、何度も挑戦することをやめない選手だ。この東洋人のレベルや貢献を疑問視する人がいるのは興味深い」と主張。こう反論している。

「この天才が1試合に3つ以上の願いを叶えてくれるということを誰もが知っているので、誰もがクボにパスを出そうとする」

現地5日に開催されるパリ・サンジェルマンとの大一番(チャンピオンズリーグ・ラウンド16第2レグ)で久保は違いを作り出せるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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