勤務中に暗号通貨の投資話、私的に長時間スマホ使用 宝塚市消防が7人処分 兵庫

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 兵庫県宝塚市消防本部は4日、勤務中に同僚と投資話をしたり、職務に関係のないことで長時間スマートフォンを操作したりしたとして、消防司令補の男性(39)を訓告処分とし、勤務中に投資話を一緒にしていた31~45歳の消防司令ら6人を口頭での厳重注意処分にしたと発表した。処分は1日付。

 同本部によると、消防司令補の男性は2017年に勤務していた西消防署で、勤務時間中に同僚7人に対して暗号通貨による投資話を持ちかけるなどしていたという。また、長時間私的にスマホを使っていたといい、男性も「関係のないサイトを見ていた」と話しているという。

 23年10月、匿名の通報で発覚し、同本部が調査を進めていた。同本部の山中毅消防長は「再発防止に取り組み、市民の皆さまの信頼回復に努める」とコメントした。

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