エジプトルーセットオオコウモリの飼育数日本一!のいち動物公園の飼育員が健康状態確認の為一斉捕獲【高知】

高知県香南市の「のいち動物公園」でコウモリの個体をチェックするための一斉捕獲が3月4日に行われました。

香南市の県立のいち動物公園では年に一度、展示しているエジプトルーセットオオコウモリをすべて捕獲し健康状態や繁殖状況などを確認しています。去年の調査で確認された個体数は404匹で飼育規模は日本一だということです。

捕獲は飼育員が1匹1匹、網や素手で捕まえる方法で洞窟を再現した展示場内で大量の飛び回るコウモリを捕獲するのは一苦労です。

捕まえた後は飼育員や獣医師が翼を広げて、ケガや妊娠の有無など個体の健康状態を確認しました。

また、コウモリの翼には生まれた年を識別する印をつけていてマーキングがないコウモリの翼に印をつけるとともに今年度、生まれた数をチェックしていました。

園によりますと、4日に確認した個体数は395匹で去年より7匹減りました。これは、高齢のコウモリの死亡などが要因だということです。また、生まれたばかりの子どもなど今回新たにマーキングしたのは47匹でした。コウモリの展示は3月5日から再開します。

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