リーグ戦が再開した広島ドラゴンフライズは、チャンピオンシップ進出に向けて負けられない戦い。ワイルドカードを争う千葉ジェッツと対戦しました。
ゲーム1 3月2日(土)
クラブ史上最多の6800人を飲み込んだグリーンアリーナは、白熱した戦いとなりました。8点を追う第4クォーター、山崎稜 のこの日、2けたポイントとなる連続ゴールで同点に追いつきます。
ここで 寺嶋良 もこの日、4本目の3ポイントを決め、残り1分あまりで勝ち越します。
しかし、千葉の日本代表・富樫にすかさず3ポイントを決められ同点とされると、そのまま延長戦へ。ここでも千葉の富樫に再び3ポイントを決められ、万事休す。初戦を惜しくも落としました。
広島 79ー85 千葉J
ゲーム2 3月3日(日)
ますます負けられない日曜日のゲーム2。前半、ドウェイン・エバンス が気合いの入ったプレーで第1クォーターだけで10得点とチームを引っ張ります。
第2クォーターに入ると寺嶋がコンビプレイで鋭くゴール下に飛び込み、シュートを決めると、ケリー・ブラックシアー・ジュニア も次々とシュートを決めて主導権を握ります。
そして、河田チリジ のゴールで広島のリードはこの試合、最大の17点に…。
しかし、前半終了間際、寺嶋にボールを奪われた富樫のアンスポーツマンライクファールで寺嶋が倒され、担架で運ばれる事態に。6700人越えの会場は静まりかえります。
司令塔を失った広島はズルズルと逆転負け、チームにとっても寺嶋にとっても痛い痛い敗戦となりました。
広島 80ー88 千葉J