高知県内で金融商品詐欺多発中 新たに香美市の60代女性が1000万円近くだまし取られる【高知】

高知県内で投資などを持ちかける金融商品に関連した詐欺が相次いでいます。3月4日、新たに香美市の60代女性が1000万円近くをだまし取とられる被害が明らかになりました。今年の被害は、すでに2億3800万円あまりにのぼっています。

県警によりますと、香美市の60代女性が去年10月中旬から今年1月17日までの間、スマホを利用中に「資産運用に関する情報が知りたい方」などと書かれた広告が表示され、それを押したところ、著名人が中心となった投資を学ぶグループに招待されました。その後、著名人の名前のSNSアカウントから投資を勧めるメッセージが届くようになり、女性は金の先物取引や暗号資産への投資として総額約966万円あまりを指定口座に振り込むなどしてだまし取られたということです。

高知県内の特殊詐欺被害の件数は今年10件で、このうち8件が金融商品詐欺の被害です。特殊詐欺被害の総額は2億3864万円となり、去年の被害6581万円を2か月あまりですでに大幅に超えています

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