仕出し料理食べ19人食中毒 すし店を営業停止 兵庫・伊丹

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 兵庫県伊丹健康福祉事務所は4日、同県伊丹市西野1のすし店「味のれん」の仕出し料理を食べた19人が、下痢や嘔吐(おうと)、発熱を訴えたと発表した。2人と同店の従業員1人からノロウイルスが検出されたことなどから、同事務所は食中毒と断定。同日から6日までの営業停止を命じた。

 同事務所によると、19人は10~80代の男女で、2月29日~3月1日、同店が調理、配達したすしなどを3カ所の葬儀会館で食べた。1日午前7時ごろからそれぞれ発症。重症者や入院患者はおらず、全員が快方に向かっているという。(池田大介)

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