U-20日本女子代表は現地3月4日、ウズベキスタンで開催されているU-20女子アジアカップのグループステージ第1節でベトナムと対戦した。
立ち上がりからポゼッションで上回る日本が、主導権を握って相手を押し込む。11分、ボックス内左でパスを受けた松窪真心が相手をかわし、狙いすましたシュートで先制点を奪う。
試合を優位に進める日本だが、20分にアクシデント。角田楓佳が足を痛め、ピッチに座り込む。プレー続行は不可能となり、大山愛笑が途中出場する。
31分に日本が追加点を挙げる。決めたのは、またもや松窪。ペナルティアーク手前で左足を振り、豪快なミドルシュートを叩き込む。10番を背負うアタッカーはさらに44分にもネットを揺らし、前半だけでハットトリックを達成した。
【動画】松窪真心のファインゴール!
迎えた後半、日本は56分に4点目をゲット。右サイドから崩して、天野紗のお膳立てから土方麻椰が冷静にフィニッシュ。土方は64分にも林愛花のシュートのこぼれ球を詰めて、この日、2点目をマークする。
66分には笹井一愛のクロスを辻澤亜唯がダイレクトで押し込む。70分、ロングボールに反応した佐々木里緒が巧みなトラップからシュートを流し込めば、73分には笹井が強烈な左足ショットを突き刺す。
格の違いを見せつける日本。83分には米田博美、その1分後に白沢百合恵も得点。試合を通じてベトナムを圧倒し、10-0の圧勝を収めて白星スタートを切った。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部