オープン戦3試合に出場して、7打数5安打、1本塁打、5打点、2四球。打率は驚異の.714をマークしているロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平に、米紙『USA Today』が賛辞を送っている。
同紙は、「ドジャーブルーを着てわずか数打席。ショウヘイ・オオタニは自分が7億ドル(当時約1015億円)の選手である理由をすでに示している。オープン戦初出場の試合で本塁打を打っただけでなく、3試合で7打数5安打。三塁打も本塁打も記録した」と、オープン戦で躍動する大谷を称えた。
あまりにも好調すぎる大谷の活躍ぶりに、「ドジャースは開幕に向けて50打席をこなす目標を立てているが、そんなに多く打席に立たせるのは危険かもしれない」と、当たりが止まってしまわないか心配するほどだった。
一方、同紙は山本由伸にも言及。「オープン戦でまだ1試合にしか登板していないが、ファンに確かな印象を残した。テキサス・レンジャーズ戦で2回無失点。ヤマモトの破壊的なスプリッターと速球は、現ワールドシリーズチャンピオン相手でもフルに発揮された」と、大谷と同じくドジャースに新加入した山本を称賛している。
また、「ヤマモトは2回で被安打1、3奪三振と好投。その投球は非常に効率的で、投げた19球のうち16球がストライクだった」と、山本のコントロールにも注目。大谷も山本もオープン戦から早速ファンやメディアの期待に応えている。
構成●THE DIGEST編集部