米テスラ、2月中国販売台数が前年比19%減 株価下落

Hyunjoo Jin

[サンフランシスコ 4日 ロイター] - 米電気自動車(EV)大手テスラの株価が4日の取引で、7%超下落した。2月の中国販売台数が減少したことが嫌気された。

競争激化に直面しているほか、2月は春節(旧正月)休暇も影響した。

中国乗用車協会(CPCA)のデータによると、テスラの中国製EVの2月販売台数は前年同月比19%減の6万0365台で、2022年12月以来の低水準だった。同社の世界販売見通しに影を落とす数字となった。

テスラは先週、中国で保険補助を含む新たな販売促進策を導入すると発表した。

米国では2月に期間限定で一部の「モデルY」の価格を引き下げた。

アナリストのトロイ・テスライク氏は先週、テスラの1─3月世界販売台数予想を45万台に下方修正した。

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