日経平均株価「初の4万円超え」 終値4万109円23銭で取引を終える

とちぎテレビ

週明け、4日の東京株式市場で日経平均株価が史上初めて4万円を超え、終値も4万円台を維持して4万109円23銭で取引を終えました。

東京株式市場の日経平均株価の終値は、先週末に比べて198円41銭高の4万109円23銭で史上初めて4万円を超えました。

生成AIの将来的な需要を見込んだ半導体関連株の値上がりが相場をけん引しました。さらに、企業業績の拡大や日本経済のデフレ脱却に向けた期待も膨らみ国内外の投資マネーが流れ込みました。

2月22日に取引時間中と終値の最高値を約34年ぶりに更新した後も上昇基調が続き、1週間余りでの大台突破となりました。4日は取引開始直後から4万円台で堅調な値動きが続き、上げ幅は一時、400円を超えました。

また、春闘で高水準の賃上げを打ち出す企業が相次ぎ物価と賃金がそろって上がる好循環が現実味を増したという見方が拡大し、外国人投資家による日本株の評価見直しへとつながりました。

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