親しみやすい警察官を表現 芳屋さん2度目の受賞 警察庁主催の広報用写真コンクール

芳屋さんの作品「安全確認、『右よし!』」(本人提供)

 警察庁主催の第47回広報用写真コンクールで、長崎県警元事務職員の芳屋麻里さん(39)の作品「安全確認、『右よし!』」が、最高位の警察庁長官賞に次ぐ警察庁長官官房長賞に輝いた。

警察庁長官官房長賞を受賞した芳屋さん=県警

 全国から集まった644作品から警察庁長官賞3作品、長官官房長賞8作品が選ばれた。芳屋さんは2020年に長官賞を受賞。同コンクールで同じ人が2度受賞するのは、県警では初めて。
 今回の作品は昨年2月、ランタンが飾られた長崎市の新地中華街で、自然体の笑顔を見せるおい=当時(1)=と女性警察官を撮影。「警察官は力強い、堅いというイメージを持たれるが、柔らかさや親しみやすさを表現したかった。ありのままの表情を写せてよかった」と話した。

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