《能登半島地震》よりきど暮しの会(群馬・大泉町)が被災地で炊き出し 

 群馬県大泉町で子ども食堂などを開くNPO法人よりきど暮しの会は5日、能登半島地震の被災者が避難している石川県穴水町のさわやか交流館プルートで炊き出しボランティアを行う。4日は大泉町の寄木戸南公民館で食材の仕込みをして、現地に向けて出発した。5日に帰る。

 会員ら15人が、おきりこみに使う野菜、肉などを切り分けた=写真。食材は現地で調理し、避難所の利用者や近隣住民向けに250食分を用意する。大泉町などから寄せられた支援物資も現地に届ける。

 同NPOの月橋章代表は「被災地に支援に行きたくても行けない人も多いと思う。お世話になっている大泉の皆さんへの恩返しも含めて、現地に気持ちを持って行きたい」と話した。

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