外海でのホタテ漁獲高は2023年「過去最高」約127億円に…常呂漁協 安全祈願祭で"輸出解禁"望む声も 北海道

中国でホタテの禁輸措置が続くなか、北海道北見市の常呂漁協では2023年、過去最高の127億円の漁獲高を記録し、2024年3月5日安全祈願祭が行われました。常呂漁協で行われた「ホタテ操業船安全祈願祭」。ホタテ漁が9日から始まるのを前に、船長など40人が集まり、無事故や豊漁を祈願しました。常呂漁協によりますと、養殖を除いた沖合での外海ホタテ漁の2023年の漁獲高は約127億円で、漁獲量は5万488トンといずれも過去最高を記録しました。Q.漁獲量が過去最高の理由は?「やっぱり餌が要因じゃないか。(中国の禁輸による影響は)干し貝柱等を加工して中国に輸出しているので、(輸出を)解禁してほしい」(常呂漁協 相馬 修 理事)今シーズンは資源調査の結果、例年より多い4万9600トンの漁獲量を計画しています。

© 北海道文化放送株式会社