ローマがダニエレ・デ・ロッシ監督(40)との新契約を検討しているようだ。
ジョゼ・モウリーニョ前監督の下でシーズンに臨んだローマだったが、セリエAでは20試合を消化して8勝5分け7敗の9位に低迷。コッパ・イタリアで宿敵ラツィオに敗れ、直後のセリエAもミラン相手に力なく敗戦を喫すると、クラブは1月16日に指揮官解任の決断を下した。
後任としてチームの再建を託されたのは、クラブレジェンドでもあるデ・ロッシ監督。指揮官としてはSPALを約半年で解任された経歴しかなかったこともあり手腕が注目されていたが、セリエAでの7試合6勝1敗と見事な立て直しに成功し、チームを5位にまで浮上させている。
イタリア『カルチョメルカート』によると、ローマ上層部もポジティブな雰囲気をチームにもたらしたデ・ロッシ監督を高評価。現行契約は今シーズン限りとなっている中で、契約延長を検討しているとのことだ。
新契約では2026年6月までの契約延長と、大幅な昇給がされる見込み。ただし、まだ具体的な交渉はなく、クラブ側がもう少し様子を見る可能性も報じられている。
