マヨネーズの“3つ穴キャップ”、真ん中だけ小さい穴になっている理由とは?

“デザイン”と聞いて、どんな意味が思い浮かぶだろうか?その定義は深く、単純に色や形状を整えるだけではなく、“問題解決などの目的を達成するために設計すること”を意味するとされており、教育や行政など、社会全体がデザインの対象と考えられている。

デザインがビジネスにおいても不可欠なスキルとなってきている近年、子どもたちが親と一緒にデザインについて学べる遊び場として『デザインパーク』が開催中だ。⾒て、体験して、楽しくデザインを学ぶことをテーマにした第1弾は、“食卓のデザイン”。マヨネーズで親しまれているキユーピーとコラボし、“デザインとは何か?”を楽しく体験できる内容となっている。

例えば、マヨネーズのキャップのデザイン。定番の星型の絞り口に加え、細い3本線が描けるダブルキャップ。(350g製品のみ)実はこの3つの穴、真ん中だけ一回り小さい穴になっているのをご存じだろうか?その理由は、3本の線が互いにくっつかずにキレイな3本線になるようにデザインされたものだという。マヨネーズをかけた時に料理そのものをデザインするためのメーカーのこだわりが感じられる。

続いて、容器のデザイン。約100年前に販売された当時、ジャムなどの容器に似た瓶詰めだったマヨネーズは、スプーンですくって使用されていた。そして1958年、現在のデザインの元となったポリボトル容器が誕生。手軽に絞り出してそのまま自立することで、使いやすさが向上し市場拡大のきっかけになったという。
さらに、キユーピーでおなじみの赤い網目模様の秘密など、企業を支えるデザインのこだわりや重要性を学ぶことができる。他にも、サラダそのものをデザインして作って食べるコーナーなど、親子で楽しめる内容となっている。

『デザインパーク』第1弾「ららぽーと×キユーピー」は、ららぽーと富士見にて3月9日、10日開催。詳しくはコチラ

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