2024年からカーボンヘルメット義務づけのスーパーフォーミュラがアライとパートナーシップ締結

 3月5日、全日本スーパーフォーミュラ選手権を運営する日本レースプロモーション(JRP)は、国内外で多くのドライバー、ライダーがレースで愛用するアライヘルメットとスーパーフォーミュラに参戦するドライバーのクラッシュヘルメットについて、パートナーシップを締結したと発表した。

 2024年から、JAF日本自動車連盟が定める全日本スーパーフォーミュラ選手権統一規則が変更され、ドライバーの安全性向上を目的に、FIA国際自動車連盟が定める安全基準のうち、世界最高基準である8860-2018-ABPのクラッシュヘルメットのみに定められた。また、レーシングスーツもFIA基準8860-2018のものに限られる。ヘルメットについては、いよいよ日本のトップフォーミュラでもカーボンヘルメットが義務づけられることとなった。

 そんな規則変更にともないアライヘルメットは、ドライバーの安全性向上という目的に賛同。スーパーフォーミュラとのパートナーシップを通じ、FIA基準8860-2018-ABPに適合したカーボンファイバー製シェルをもつアライGP-7 SRC ABPカーボンをドライバーにサポートする。

 8860-2018-ABPを満たしていれば他社ヘルメット使用ドライバーは他社のものを使うことになるが、アライは多くの日本人ドライバーが愛用しており、ほとんどがGP-7 SRC ABPカーボンを使うことになりそうだ。

 JRPではこの取り組みも含め、「“世界最高峰のヒューマンモータースポーツ”であるスーパーフォーミュラに、世界中のトップドライバーが参戦しやすい環境づくりを今後も進めていく」としている。

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