アーセナルのミケル・アルテタ監督がシェフィールド・ユナイテッドとの試合を振り返るとともに、ブラジル代表FWガブリエウ・マリティネッリなどの途中交代や日本代表DF冨安健洋の復帰時期についてコメントした。イギリス『フットボール・ロンドン』が伝えている。
現地時間3月4日に行われたプレミアリーグ第27節、アーセナルはシェフィールド・ユナイテッドに6-0で勝利した。5分にノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴールの得点で先制するなど前半だけで5点を奪い、後半も攻勢を緩めることはなかった。
アーセナルを率いるミケル・アルテタ監督は、試合後の会見でチームの勝利を振り返った。また、途中交代したイングランド代表FWブカヨ・サカやマルティネッリ、そして離脱している冨安の復帰時期についても語った。
「すばらしい夜だった。序盤の我々のプレーが違いをもたらした。意欲的でありアグレッシブだった。ファイナルサードでは質の高いプレーを見せ、有利な状況で試合を進めることができた」
「サカは少し体調を崩していた。それにファビオ・ヴィエイラに出番を与える必要があった。マルティネッリは足に切り傷を負ったようだ。様子を見る必要がある。冨安の復帰はもうすぐだ。じきに我々と一緒にプレーできるだろう」
さらにアルテタ監督は、序盤に3-0とリードしても攻勢を緩めなかったことや、プレミアリーグ優勝へ向けての想いを口にした。
「得失点差の重要さについてはわからない。多くのゴールを決めて失点していないという事実はすばらしいが、今はすべての試合に勝つことが重要だ。プレミアリーグのチームはレベルが高いし、それで満足してはいけない。選手たちは互いに切磋琢磨しあい、チームをより良いものにしようとしている。我々が望むことを達成するためには、この化学反応が重要だ」