疑問視されたアーセナルのハヴァーツ獲得は成功だった…指揮官に起用され続け、今や“必要不可欠”なピースに

写真:調子を上げているアーセナルのハヴァーツ

アーセナルにおけるドイツ代表MFカイ・ハヴァーツの存在感が増している。

現地時間3月4日に行われたプレミアリーグ第27節で、アーセナルはシェフィールド・ユナイテッドと対戦。敵地『ブラモール・レーン』に乗り込んだ“ガナーズ”は前半だけで大量5ゴールを奪い、最終的には6-0と大勝を収めた。

シェフィールド・U戦に先発フル出場したハヴァーツは、前半25分にチームの4点目をマーク。イングランド代表DFベン・ホワイトの6点目をアシストしたのもハヴァーツだった。ドイツ代表の24歳MFは、3トップの中央を任されながらもポジションに捉われない神出鬼没な動きで相手守備陣を混乱に陥れた。

今季開幕前にアーセナルへと完全移籍で加入したハヴァーツは、シーズン当初チームへの適応に苦労。思うようなプレーができない状態が焦りを生み、さらに空回りが続くという悪循環にはまっていた。

だが、徐々に本来の実力を発揮できるようになったハヴァーツは、今やアーセナルの攻撃をけん引する選手の一人に。プレミアリーグでは26試合の出場で7ゴール3アシストと、数字もついてきている。

批判にさらされていた時期も、ミケル・アルテタ監督から信頼されてピッチに立ち続けてきたハヴァーツ。シーズンが重要な局面に入るなか、チーム内で“必要不可欠”なピースになりつつある。

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