「試合を揺るがす大谷翔平の.714、.778、1.429、2.207」とMLB公式も注目! 絶好調の大谷が古巣エンジェルスと初対戦

ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平が現地3月5日(日本時間6日、10時5分開始)のオープン戦で、古巣ロサンゼルス・エンジェルスと初対戦する。オープン戦とはいえ、大谷とエンジェルスの一戦には『MLB.com』も注目している。

大谷は3日のコロラド・ロッキーズ戦で3打数3安打。ここまでオープン戦で3試合に出場して、7打数5安打、1本塁打、5打点と絶好調で、『MLB.com』のアンソニー・カストロビンス記者は、「エンジェルスを迎え撃て。ショウヘイは古巣と対戦する準備ができている」と記した。

カストロビンス記者は、「打率.714、出塁率.778、長打率1.429、OPS2.207。大谷はオープン戦3試合に出場し、そのすべてで試合を揺るがした」と、ここまでの大谷のハイパフォーマンスを称賛。さらにデーブ・ロバーツ監督が「ショウヘイは容赦がないね。(大谷の状態は)我々の予想よりも先に進んでいると思う。しかも本人がそれに驚いているとは思わない」と語ったコメントを引用した。
「大谷はエンジェルスとの試合に向けた準備ができている」と綴ったカストロビンス記者は、「FAで去ったエンジェルスとの試合にストーリーはあるが、より意味があるのは、火曜日のナイトゲーム(エンジェルス戦)に続いて、翌日のデーゲーム(シカゴ・ホワイトソックス戦)にもDHとして出場する点だ。右肘手術から完全復活するための重要なステップになる」と指摘している。

3月20日のMLB開幕戦に向けて、調整を続けている大谷。2018年から23年まで在籍した古巣エンジェルスとの一戦でどのようなプレーを見せてくれるのだろうか。

構成●THE DIGEST編集部

© 日本スポーツ企画出版社