「不徳の致すところ」 自民党の広瀬めぐみ参議院議員が不倫認め地元・盛岡市で謝罪 岩手県連副会長を辞職 「仕事に誠心誠意取り組む」

不倫疑惑が週刊誌で報じられた自民党の広瀬めぐみ参議院議員が5日、地元・岩手県で取材に応じ、不倫を認め、「多大なご迷惑をかけた」と謝罪しました。

(広瀬めぐみ参議院議員)
「今回私の不徳の致すところにより、多くの方に多大なるご迷惑とご心配をおかけしたことをまずは深くお詫び申し上げます。本当に申し訳ございませんでした」

広瀬議員は2月28日のWEB版デイリー新潮や29日発売の週刊新潮で外国人男性との不倫疑惑が報じられていました。
当初8日に国会で報道について取材に応じる予定でしたが自民党岩手県連の関係者らから「早く地元で説明するべきだ」との声があり、5日、盛岡市の後援会事務所で報道カメラを前に謝罪しました。

広瀬議員は2022年7月の参院選に岩手選挙区から立候補し、立憲民主党の小沢一郎氏の側近だった現職を破って初当選。「小沢王国」と呼ばれた岩手で自民党が30年ぶりに参議院の議席を獲得し、脚光を浴びました。

広瀬議員は「相手の方との関係は報道の通り事実です」と不倫を認めました。

(広瀬めぐみ参議院議員)
「支援者の皆様、有権者の皆様、国民の皆様の声をしっかりと聴いて、自分に何ができるか、何をしなければといけないかを考え、仕事に誠心誠意取り組んでいく」

自民党岩手県連からは副会長の辞職勧告を受け、辞職したと述べました。議員辞職や離党はしないとしています。
裏金問題で自民党が政治不信を招いている中、広瀬議員は自らや政治への信頼をどう回復していくかが問われます。

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