いっしょに遊んだ「おもちゃ」に感謝 幼稚園でおもちゃ供養 福島

福島県郡山市の幼稚園では、感謝の気持ちを育てようと、使わなくなったおもちゃの供養が行われました。

ぬいぐるみに、お絵かきグッズ。これらは、使われなくなった子どもたちのおもちゃです。郡山市のたから幼稚園では、毎年この時期に家庭にある使わなくなったおもちゃや壊れたおもちゃを集め、感謝の気持ちを込めて手を合わせる「おもちゃ供養」を行っています。

代表の園児「たくさん遊んだことを思い出し、心を込めてお祈りしましょう」

今年のおもちゃ供養には、年長と年中の園児およそ100人が参加。供養されたおもちゃは400点あまりです。園児たちはお花や線香をあげて、おもちゃに感謝の気持ちを伝えました。そして、住職でもある園長がお経を唱えると、子どもたちも小さな手を合わせていました。

園児「(供養したのは)ぬいぐるみ。一緒に寝てくれてありがとう」
園児「(おもちゃの)剣で弟と一緒に遊んだり、いろいろ行って戦いごっこしたりしました」
園児「ありがとうって気持ちが伝わってほしい」

たから幼稚園では、情操教育のひとつとして、今後もおもちゃ供養を行っていきたいということです。

たから幼稚園のおもちゃ供養は72年も続いているということです。

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