【フィリピン】娯楽ブルームベリー、5月に新カジノ開業[媒体]

フィリピンの実業家エンリケ・ラソン氏率いるカジノ企業ブルームベリー・リゾーツは4日、マニラ首都圏ケソン市で建設中の同社2カ所目のカジノ統合型リゾート(IR)が5月下旬に開業するとの見通しを示した。

エンリケ・ラソン会長兼最高経営責任者(CEO)によると、開業するのは「ソレール・リゾート・ノース」で、近く完工する。新カジノによって高級賭博・娯楽部門の収益を増強し、IR開発・運営の国内大手としての地位を固める。

同日発表した2023年12月期決算は、純利益が前期比84.2%増の95億2,719万ペソ(約256億円)、売上高が23.4%増の478億9,456万ペソと好調だった。国内需要が堅調だったほか、外国人客の持ち直しが貢献した。

ラソン氏は24年も新カジノなどが押し上げ要因となり、好業績が見込まれるとの見方を示した。

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