米製造業新規受注、1月は前月比3.6%増 予想以上の落ち込みに

[ワシントン 5日 ロイター] - 米商務省が5日発表した1月の製造業新規受注は前月比で3.6%減と、ロイターがまとめたエコノミスト予想(2.9%減)以上の落ち込みとなった。コンピューター・電子製品の受注は増加したが、民間航空機の受注が大幅減となった。

12月は0.3%減。1月の前年同月比は1.6%減だった。

1月は民間航空機の受注が58.9%減。12月は1.0%増だった。航空機大手ボーイングのウェブサイトによると、民間航空機の受注はわずか3機。12月は371機だった。

自動車・同部品などの受注は0.7%増加した。ただ、運輸全体では16.2%減。12月は0.6%減だった。

一方、コンピューター・電子製品の受注は1.3%増加。電気機器・家電製品・同部品の受注は0.9%増加した。

機械の受注は0.3%減少。一次金属・金属加工製品の受注も減少した。

製造業出荷は1.0%減、在庫は0.1%減だった。受注残は0.2%増。12月は1.3%増だった。

企業の設備投資計画の指標とされる航空機を除く非国防資本財(コア資本財)の受注は横ばい。前月発表は0.1%増だった。

コア資本財の出荷は0.9%増。前回発表は0.8%増だった。

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