ふるさと宮まつり 今年は8月3、4日に開催 協賛増へ、例年より早く意向確認

ポスター原画を手に、協賛を呼びかける林総括責任者

 【宇都宮】県都の夏を彩る市内最大の祭り「ふるさと宮まつり」の開催委員会は5日までに、会則にのっとり、従来通り8月第1土曜、日曜(今年は3、4日)に祭りを開催する意向を確認した。

 同委員会は例年4月に総会を開き、開催の可否を決定している。今年の収支を事務局が試算したところ、物価や人件費の高騰により約210万円の収入不足となることが判明。より広く協賛金を募ろうと、早期の開催意向確認を行った。

 協賛団体に対しては従来通りの芳名看板掲載などのほか、今年は協賛金額に応じて新たにメリットを充実させる。祭りパンフレットやホームページへの団体名掲載などを検討している。

 市内小学生を対象に募集した祭りポスター原画には、細谷小5年福田衣織(ふくだいおり)さん(11)の「元気いっぱい宮まつり」を採用することに決めた。ポスター原画としての完成度の高さや構図のまとまりなどを評価した。

 林恒輝(はやしこうき)総括責任者(34)は「力を合わせて良い祭りにしたい。夏の風物詩を続けるためにも、力を貸していただきたい」と話した。

 (問)開催委員会事務局028.643.8331。

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