九谷焼で人気キャラ集結 カービィやウルトラマン

金沢21世紀美術館で展示される九谷焼作品=能美市役所寺井分室

  ●6日から能美市、21美で展示会

  ●絵付け体験も

 能美市は6日から、金沢21世紀美術館で、九谷焼キャラクターコレクション展(北國新聞社後援)を開催する。人気のゲームやアニメのキャラクターをかたどった若手作家らの力作約140点を展示し、地域の伝統工芸の新たな魅力を広くアピールする。北陸新幹線県内全線開業に向けた誘客策の一環で、キャラクターの絵付け体験も行う。

 能美市が21美で展示会を開くのは初めて。若手作家18人が絵付けしたゲームキャラ「星のカービィ」やウルトラマンなどを並べる。繊細な意匠が特徴のランプシェード、アニメキャラを描いたマグカップや豆皿なども会場を彩る。

 能美の観光スポットを紹介するコーナーのほか、会場の様子を撮影して「能美市九谷焼」のハッシュタグ(検索目印)を付けて交流サイトに投稿すると記念グッズなどがもらえる。

 星のカービィなどのキャラクター絵付け体験は9、10日に行われ、両日とも2部制で定員各15人。九谷陶片「ハッピース」アクセサリー作り体験は6~8日と12~16日に行う。会期は17日まで。

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