きょう6日(水)は、西日本の雨は朝のうちに止むが、東日本や東北では、昼前後にかけて広い範囲で降る見込み。関東は山沿いを中心に、東北は平地でも雪が降り、大雪となる所もありそうだ。また、西日本から東北にかけては、風も強く吹くため、強風や高波にも注意が必要となる。

朝は広く冷たい雨　関東山沿い・東北は平地でも雪

　午前5時現在、東北から南西諸島にかけて雨や雪の降っている所が多く、南西諸島や伊豆諸島には発達した雨雲がかかっている。西日本の雨は朝まで、東海や北陸でも午前中のうちに止む見込み。関東や東北では昼過ぎにかけて、断続的に雨が降り、関東山沿い、東北は平地でも、湿った雪やみぞれの降る所があるため、大雪や積雪、着雪による交通障害などに注意が必要だ。また、東北から西日本・南西諸島は、きょうも北寄りの風が強く、強風や高波にも注意が必要となる。

天気回復の東海から西は寒さ和らぐ　関東や北陸・東北は冬の装いで

　天気が回復に向かう西日本や東海では、太平洋側を中心に寒さが和らぐ見込み。最高気温は平年並みの所が多く、鹿児島18℃、名古屋15℃は3月中旬並みの予想だ。
　一方、関東・北陸から北日本では冬の寒さが続き、風も冷たいので、寒さ対策を万全にし、体調を崩さないようにしてほしい。

天気は周期変化　まだ冬物の出番続く

　あす7日(木)は関東や東北の天気も回復し、全国的に晴れ間の出る所が多いが、この先も季節の変わり目らしく天気は周期的に変化しそうだ。あさって8日(金)は、関東南岸の低気圧の影響で、東日本中心に天気が崩れ、関東では短い時間だが、東京など南部でも雨に雪の混じる可能性がある。
　最高気温は、この先も平年並みか低い日が多く、真冬並みの寒さが厳しい日もありそうだ。

（気象予報士・海老原美代子）