大田原市の飲食店で食中毒 11人が発熱や吐き気など 重症者はおらず全員快方に

先月(2月)28日に大田原市紫塚にある飲食店すゞや食堂が出前をしたうどんやそばなどを食べた20代から50代の男性11人が、翌日から5日までに発熱や吐き気などを訴えました。

栃木県北健康福祉センターが、このうちの8人と調理をした7人を検査したところ12人からノロウイルスが検出されたことから県は5日、この店が提供した食事を原因とする食中毒と断定しました。

30代の男性2人が入院しましたが重症者はおらず、全員快方に向かっているということです。

県は食品衛生法に基づき、5日からこの店を衛生的環境が確保されるまでの間、営業の禁止を命じました。店は、先月29日から営業を自粛していました。

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