石原良純 なぜこんな奇妙な家が…? 2階部分がグイっと“ねじれた”ような、不思議な形になった理由を推理

俳優の石原良純が2月29日放送の『見取り図の間取り図ミステリー』に出演。部屋の住所と部屋の間取り図から、変わった間取りになっている理由を見事に解明した。

実在する不思議な間取り図から、その理由や使われ方などを推理するこの番組で今回紹介されたのは、2階部分が1階から54度も回転した状態で建てられている家。実際に住んでいるご家族の男の子も「よく友達から『変だ』って言われます」というこの家の秘密を探った。

スタッフは静岡県裾野市にあるこの家を訪問。実際に外から外観を見たところ、ひねったルービックキューブのように2階部分が見事にねじれている。ねじれた2階のリビングの窓はとても大きく、これがねじれた理由に大きく関係しているという。

リビングの中に入ると、部屋は白を基調としたシンプルな作り。外から見えていた大きな窓の向かい側にも同じぐらい大きな窓がある。さらに天井が普通とは違って光沢のある素材で作られており、リビングにいる人などが反射して映るようになっていた。

ここまでVTRを見たところで、2階がねじれている理由についてスタジオゲストたちが推理。タレントのアン ミカは部屋の両サイドに配置された大きな窓に注目し「東から昇ったお日様が西に沈む、両方見たいとか?眺望関係?向こう海でこっち山、とか」と予想。それを受けて石原が「たぶんあってると思う」と自信満々に答えたのが「静岡と言えば何があるか。富士山ですよ。(大きな窓が)北を向いてる、北側に何が見えるかと言ったら、富士山じゃないかな」と核心を突いた推理を披露した。

正解VTRで窓にかけられていたブラインドがオープンすると、その向こうには雄大な富士山の姿が真正面に見えていた。石原の予想通り、富士山を見るために2階部分をねじっていたのだ。部屋の中の変わった部分にもそれぞれ理由があった。光沢があり反射する天井は、部屋の中で富士山をバックに写真を撮影すると、富士山が天井に反射して“逆さ富士”のように写すことができるのだ。さらに反対側の大きな窓は、外から見ると富士山側の窓まで突き抜けてみることができるため、地元の方々が窓越しに富士山を見られるように作られていたのだ。この配慮にはスタジオからも「涙が出そう」「どんだけ優しいの」と感嘆の声が上がっていた。

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写真提供:(C)YTV

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