刀展ー因幡と伯耆ー 室町末期から幕末にかけての名刀並ぶ

室町末期から幕末にかけて鳥取で作られた名刀を紹介する展示会が、鳥取県鳥取市の美術館で開かれています。

鳥取市の渡辺美術館で開かれているのは、「刀展ー因幡と伯耆ー」です。

鳥取では、かつて県中西部・伯耆国で「たたら製鉄」が盛んに行われ、刀剣をはじめとする鉄製品の一大産地でした。
また県東部・因幡国でも、鳥取藩の御用鍛冶たちが作刀に腕を振るっていました。

会場には、伯耆国で活躍した伯州廣賀一門が作った短刀や、鳥取藩のお抱え日置兼先一門が作った刀など、室町末期から幕末にかけて作られた名刀のほか、鳥取在住の現代の刀工金崎秀寿さんの作品など25点が展示されています。

この展示会は3月25日まで開かれています。

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