真鍋島で中学生が「SDGsを題材に」アート作品制作(中学生は2人だけだけれど...)みんなで島の未来を考えよう【岡山】

岡山県笠岡市の真鍋島で、中学生が「SDGsを題材に制作したアート作品」がお披露目されました。使われなくなった物や、企業から出る廃材などを使い、島の未来を考えたといいます。

作品のテーマは「真鍋島の未来・わたしたちの未来」です。

展示が行われているのは、真鍋島でかつて使われていた保育所で、部屋全体を「未来の島」に見立て作り上げました。今回の作品制作は、子どもたちの未来に役立つ様々な活動を応援する笠岡市の事業の一環として行われたといいます。

(真鍋中学校2年 近藤麻緒里さん)
「真鍋島の現状と、それに加えて『こうなったらいいな』という理想が現実になるような感じで、地域の人にも共感してもらえるようにこだわって作りました」

作品には、保育所で使われていたおもちゃや、企業から寄せられた金属や木材などの廃材が使われていて、SDGsの開発目標である「つくる責任つかう責任」を考えたといいます。

(住民)
「すばらしいと思います。島を表してるわけでしょ、島の各地にこういうのあったらおもしろいんじゃないですかね」

真鍋島には現在、中学生が2人しかいませんが、「にぎやかで持続可能な島を、島のみんなで目指していこう」と作品の制作に挑んだといいます。

(真鍋中学校2年 中室晏さん)
「いろんな人に見てもらって、島の未来について考えてもらったり、今素敵な所を実際に見てもらうことにもつながるかなと思うので、そういうところで活用していきたいと思います」

作品は3月いっぱい展示される予定で、中学校に連絡すれば、一般の方の観賞も可能だということです。

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