「まだまだ競争」週末は地元でオープン戦 マツダスタジアムで広島カープ 練習再開 今夜は侍ジャパンvs.欧州代表 広陵出身・宗山塁は右肩骨折判明

広島カープは、6日はオープン戦がなく、マツダスタジアムで全体練習を行いました。

午前10時前、マツダスタジアムに集まった選手たちは、週の後半に予定されている中日とのオープン戦3連戦に向けて練習を再開。

先発ローテーションの “あと1枠” に挑む 黒原拓未 や 益田武尚 らはキャッチボールを中心に次の登板に備えていました。

そして、注目の外野争い。侍ジャパンに選ばれた 田村俊介 が不在の中、若手選手らはポジション争いでアピールの度合いを強めたいところ…。

宇草孔基 、久保修 たちとともにアピールを続ける 中村健人 、ここからの実戦に向け、技術固めに余念がありません。

広島カープ 中村健人 選手
「ここからはビジターの球場が増えたりとか、景色が変わった中でマウンドの風景とか、バッティングボックスから見たいろんな要素に左右されないような技術をもう一回、確認したいな思ったので、低い打球を打ちにいくとか、狙った場所に打つとか、作戦系にもなりますけどエンドランでどこに打ちますかとか、右方向狙って右方向へ打てますかとか、そういうところを少し詰めて連戦に備えたいなと思います」

オープン戦も本格化。選手たちは、さらなる気持ちで競争に挑みます。

中村健人 選手
「(オープン戦は)見てのとおり大詰めというか、チームとしては試合に入る状態だと思いますし。でも、ぼく自身の立場としてはまだまだ競争して、1本でも多くヒットを打ってやるぞという思いが一番強いです」

また、グラウンドの外でも開幕に向け、着々と準備が…。

広島カープ 島内颯太郎 選手
― 3、2、1
「しゃ!」

球場内ビジョンの映像撮影も始まっています。こちらもシーズンに向け、ピッチが上がっていました。

広島カープ 山根章平 さん
「ことしはキャッチフレーズが『しゃ!』ということで、がむしゃらに、しゃにむに、勝者になれるべく、選手もがんばって撮影しておりますので、ぜひ開幕戦から上映されますので球場で見ていただきたいなと思います」

そして、今夜7時からは侍ジャパンが、欧州代表と京セラドームで戦います。ことし秋に行われるプレミア12に向けて次世代のメンバーで臨みますが、カープからは5人が選ばれています。

栗林良吏、森下暢仁、坂倉将吾、小園海斗、田村俊介

これだけでも大注目ですが、今回の侍ジャパンには4人の大学生も入っていて、その中に明治大学の 宗山塁 も代表入りしています。

宗山は、広島出身で、広陵高校を経て明治大学に入学。攻守に優れた内野手として、ことしのドラフトの目玉選手として注目されています。が、さきほど、「右肩甲骨骨折」が判明したとチームから発表がありました。チームにはこのまま帯同するということです。

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