阪口、大湯、立川監督がVERTEX PARTNERS CERUMO・INGINGの体制発表会で意気込み

 全日本スーパーフォーミュラ選手権に参戦するVERTEX PARTNERS CERUMO・INGINGは、3月3日に山口県のGRガレージ周南INGINGでファンを招いての体制発表会を開催した。

 2024年シーズンは新たに株式会社ベルテクス・パートナーズをメインパートナーに迎え、立川祐路監督のもと、阪口晴南が38号車、大湯都史樹が39号車をドライブするVERTEX PARTNERS CERUMO・INGING。

 この日行われた体制発表会は、チーム本拠地である山口県のGRガレージ周南INGINGで行われ、ドライバーの阪口と大湯、そして立川監督はもちろん、ファンも参加するかたちで開催された。

 今季はエースナンバーの38号車を駆ってチームを引っ張る阪口は「今年からゼッケンナンバーが代わり、エースナンバーを背負うことになりました。CERUMO・INGINGの38号車は伝統のゼッケンなので気が引き締まる思いです。緊張もしますが、しっかり成果を残していきたいと思います」と心境を語った。

 2024年シーズンはホンダからトヨタへの電撃移籍が話題を集めている大湯は「今年からこのチームに加入できたことを光栄に思います。自分がこの場にいて挨拶ができること自体が新鮮です」と抱負を語る。

「VERTEX PARTNERS CERUMO・INGINGは雰囲気が良く、アットホームなチームと感じています。今シーズンも頑張っていくのでよろしくお願いします」

 そして引き続きチームを率いる立川監督は「今年もこうしてチームの本拠地で体制発表会をさせていただくことができました」と挨拶を行い、来たる開幕戦に向けて意気込む。

「3月9日には早くも開幕戦を迎えますが、今シーズンは阪口選手、大湯選手のふたりのドライバーとともに挑んでまいります。皆さん応援をよろしくお願いします」

VERTEX PARTNERS CERUMO・INGINGの体制発表会にはファンたちも参加した

 また、体制発表会には、新たにチームをサポートするベルテクス・パートナーズの山口正智代表取締役も来場。メインスポンサー就任のきっかけや、その想いを以下のように述べた。

「ベルテクス・パートナーズは、2015年にコンサルティング会社として創業しました。会社名には、いろいろなチャレンジをしている企業の“パートナー”として寄り添っていきたいという想いが込められています」

「INGING様からは『レースはいろいろな企業に支えていただいて成り立っているが、時代も変わりつつあり、難しい局面もある。だからこそ、チームとして新しいことにチャレンジしていきたい』というお話を伺い、この度メインパートナーという新しいかたちでご一緒させていただくことになりました」

「私たちは、チームメンバー、ファンの皆さまがこのチームに誇りを持ってもらうために何ができるかを一緒に考え、これからさまざまな取り組みを行ってまいります。このチームが今後何年も続く、今よりもさらに良いチームとなるよう、皆さんの笑顔のために強いパートナーシップを築き、一緒に歩んでまいります」

 新体制で2024年のスーパーフォーミュラに挑むVERTEX PARTNERS CERUMO・INGING。今週末の第1戦鈴鹿での活躍に注目だ。

VERTEX PARTNERS CERUMO・INGINGの体制発表会で挨拶を行うベルテクス・パートナーズの山口正智代表取締役(右)

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