高知県黒潮町でドローンの実証実験 南海トラフ地震などの大規模災害時の被害確認に活用【高知】

南海トラフ地震といった大規模災害時の被害の確認にドローンを活用しようと、高知県黒潮町で実証実験が行われました。

3月6日に黒潮町で行われたのは、災害時にドローンを活用するための実証実験です。実験には町の職員のほかに県や消防の職員など約15人が参加し、ドローンの活用方法と手順を確認しました。

黒潮町では、南海トラフ地震で最大34メートルの津波が予想されていて、発災直後の被害確認にドローンの活躍が期待されています。6日は、ドローンから地上へのリアルタイムの映像の配信やスピーカーを装着したドローンを使って上空からの呼びかけを行いました。

能登半島地震ではドローンを活用した被害状況の確認や物資の輸送が行われていて、黒潮町ではこうした取り組みを進めていくとしています。

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