リヴァプール、ウルブスの右WGペドロ・ネトに関心? 一方で稼働率の低さと負傷歴に懸念か

ウルヴァーハンプトン(ウルブス)に所属するポルトガル代表FWペドロ・ネトにリヴァプールが関心を寄せているようだ。5日、イギリスメディア『フットボール・インサイダー』が伝えている。

現在23歳のネトは、母国ポルトガルのブラガの下部組織出身で、2017年5月にトップチームデビューを果たす。その後はラツィオへのレンタル移籍を経て、2019年8月にウルブスに加入すると、移籍初年度から公式戦44試合出場5ゴール4アシストの成績を残して主力に定着。今シーズンはここまで公式戦22試合に出場し、3ゴール10アシストをマークしている。

右ウイングとしてクラブの攻撃陣を牽引しているネトには、数々のビッグクラブが熱い視線を寄せていると噂されており、先日には複数のイギリスメディアがトッテナムからの関心を報道。去就に注目が集まるなか、『フットボール・インサイダー』はリヴァプールがエジプト代表FWモハメド・サラーの長期的な後継者候補リストの上位に入っていると主張した。

一方で、リヴァプール側はネトの稼働率の低さと負傷歴に懸念を抱いているとも指摘。今シーズンの11月初旬から12月下旬にかけての8試合をハムストリングの負傷によって棒に振った同選手は、2020-2021シーズンの開幕以来ケガによりクラブと代表で合計88試合を欠場しているようだ。なお、財政難に苦しむウルブスはネトの売却に前向きである模様。移籍金5000万ポンド(約95億円)から6000万ポンド(約114億円)を要求すると見込まれている。

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