道の駅おやべでカキづくし 9、10日「能登かき」6千個提供

まつりの準備を進める関係者=小矢部市の道の駅メルヘンおやべ

 小矢部市の道の駅メルヘンおやべは9、10日、同駅で七尾西湾の特産「能登かき」を販売するイベントを開く。2年前から実施している「牡蠣(かき)まつり」を能登復興支援と位置づけ、昨年の3倍となる約6千個のカキを調達。炭火焼きやカキ飯、カキフライ、カキ鍋など「カキづくし」を提供する。

 両日とも午前9時から開始し、売上の一部を義援金として被災地に贈る。小矢部市西中野の日帰り温泉「天然温泉風の森」の協力でテントサウナ体験会を開き、音楽イベントも実施する。

 メルヘンおやべの指定管理者である石動まっちゃプロジェクトの島津貴之社長は「石川県内から道の駅を訪れる人は多い。食を通じて能登を応援していきたい」と話した。

© 株式会社北國新聞社