東京で行われるケーナ演奏会に向け 那須塩原市の児童がプロと本番前の最終仕上げ

とちぎテレビ

南米の伝統的な民族楽器の演奏を授業で学んでいる那須塩原市の義務教育学校の児童が、来週末に東京で行われる演奏会に参加することになり6日、学校で一緒に出演する演奏家らと最後の合同練習を行いました。

練習会が行われたのは塩原小中学校です。この学校では、4年前から3年生から6年生を対象に那須塩原市在住の南米民族楽器の演奏家・高山直敏さんによる授業が行われていて、今年度(2023年度)は18人が伝統的な縦笛のケーナの演奏を学んでいます。

それが縁で、今月(3月)16日に東京で行われる南米の民族音楽「フォルクローレ」のコンサートに出演することになり、去年9月から本格的な練習に励んできました。

今年1月からは、一緒にステージに立つ演出家兼、ダンサーのダニエルさんによる指導が始まり、これが本番前最後の仕上げとなります。

子どもたちは、ステージで2曲を披露する予定で、入場から演奏、曲の間の衣装替えなど、初めて当日使う衣装を使って通しでリハーサルを行いました。

これまで、地元のイベントで演奏することはありましたが、500人もの観客が入るホールで出演するのはこれが初めて。ケーナの練習を始めた当初は音を出すことさえ難しかったといいますが、このメンバーで臨む最後の大舞台に向けて何度も一連の流れを確認していました。

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