サッカー=欧州CL、マンCとレアルが準々決勝へ

[マンチェスター(英国)/マドリード 6日 ロイター] - サッカーの欧州チャンピオンズリーグ(CL)は6日、各地で決勝トーナメント1回戦の第2戦を行い、昨季王者マンチェスター・シティー(マンC、イングランド)とレアル・マドリード(スペイン)が準々決勝に進んだ。

10日の国内リーグでリバプールとの上位対決を控えるマンCは、コペンハーゲン(デンマーク)をホームに迎えた一戦でケビン・デブライネやフィル・フォーデンなど主力を温存。それでも、前半5分にCKからマヌエル・アカンジが先制点を奪うと、そのわずか4分後にフリアン・アルバレスが加点した。

同29分に1点を返されたものの、ハーフタイム目前にエースのアーリング・ハーランドが今季公式戦29得点目となるゴールで再び突き放し、3─1で勝利。2戦合計6─2の快勝でベスト8入りした。

試合後、マンCのジョゼップ・グアルディオラ監督は「きょうは何人かの選手が疲労をためていた。10日にも試合がある。だから、フレッシュな状態が求められる。タイトル獲得には全員の力が必要」と語った。

レアルはホームでライプチヒ(ドイツ)と1─1で引き分け、2戦合計2─1で競り勝った。

大会最多更新の15回目の優勝を狙うレアルは、後半20分にカウンターからビニシウス・ジュニオールが先制ゴール。しかし、そのわずか3分後に失点し、クロスバー直撃の危険なシュートを打たれるなどピンチもあったが、相手の猛攻を耐え抜いて逃げ切った。

レアルの主将ナチョは「悪い試合をすることはあるし、今夜はそうだった。自分たちのプレーのせいでドラマチックに見えるが、本当に重要なのは準々決勝進出を決めたこと。これを今後の教訓にしよう」と振り返った。

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