長崎県内公立高で後期入試 4000人志願、きょうまで

問題用紙の配布を静かに待つ受験生=長崎市、長崎西高

 長崎県内公立高の2024年度入試の後期選抜が6日、2日間の日程で始まった。約4千人が志願。初日は英語、国語、理科の3教科の試験があった。入学者選抜制度改革に伴い、前期・後期制は今回で廃止する。
 県教委によると、後期選抜の志願者は全日制55校で、3906人(定員5250人)が志願し、志願倍率は0.74倍。定時制昼間部は27人(同36人)。定時制課程I期選抜は140人(同336人)が志願した。
 長崎市竹の久保町の県立長崎西高は、後期定員236人に対し、293人が志願。受験生は緊張した表情で試験に挑んだ。
 7日は社会と数学の試験、面接を実施。15日午前9時半に、各校のホームページで合格者の受験番号が発表される。
 全日制55校では、2月の前期選抜で3258人が合格した。

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