弘南バス(青森県)、4月から100便減 乗務員不足や「2024年問題」受け

 弘南バス(本社青森県弘前市)は6日、4月1日改正の夏期ダイヤを発表した。2月の弘前市地域公共交通会議で示した通り、運行量を前年同期と比べ乗務員数で約1割、便数で約100便減らす。

 乗務員不足や残業規制強化など「2024年問題」を受けた措置。弘前バスターミナル-弥生線、新岡・葛原線を、それぞれ岩木庁舎で乗り換える系統に再編する。碇ケ関線は終点を岩淵公園前から道の駅いかりがせきに変える。

 これまで、ためのぶ号の廃止や、久渡寺線を桜ケ丘団地経由にし、同団地を通る路線を減便することなどを明らかにしていた。今後も路線の見直しや減便を進める方針。

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