武士沢友治騎手(青森・三戸町出身)が引退、JRA競馬学校教官に JRA通算340勝、重賞5勝

 日本中央競馬会(JRA)は6日、武士沢友治騎手(46)=青森県三戸町出身=が10日付で引退すると発表した。本人から騎手免許の取り消し申請があった。引退後はJRA競馬学校で教官になる予定。

 同町の斗内小、三戸中を経て三本木農業高に進み、競馬学校に入校。1997年3月1日の中山競馬第8レースでデビューを果たした。2006年のGⅡアルゼンチン共和国杯をトウショウナイトで制するなど、3月4日時点で重賞5勝を含むJRA通算340勝をマーク。21年8月14日にはJRA通算1万1千回騎乗を達成した。

 今月3日の中山競馬第1レースでは2番人気のカシマエスパーダに騎乗し、今年2勝目を挙げた。

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