四季の那須フォトコンテスト 人見さん(那須塩原)グランプリ 構図など高く評価

グランプリを受賞した人見さんの「幻想への入り口」

 【那須】四季の那須フォトコンテスト実行委員会主催の「第20回四季の那須フォトコンテスト」で、那須塩原市石林、会社員人見厚子(ひとみあつこ)さん(44)の「幻想への入り口」がグランプリに輝いた。

 「四季の那須」をテーマに、那須の自然や名所、イベントの写真を募集。県内外の150人から約480点の応募があった。本県出身の写真家山口規子(やまぐちのりこ)さんが審査員を務め、35点が入賞した。

 人見さんの作品は矢の目ダムで撮影した。山口さんは「草木を額縁のように捉えた構図がすてき。この入り口をくぐると、おとぎの国が待っているようなストーリー性のある素晴らしい作品」と評価した。

 人見さんは「仕事で人物を撮っていて風景写真は最近撮り始めた。このような賞をいただけて光栄」と受賞を喜んだ。

 準グランプリには那須塩原市高砂町、無職高久忠(たかくただし)さん(83)が選ばれた。入賞作品は町役場1階で12日まで展示する。

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